今年もつくば10耐で泣いて来ました。でも今回は悔し泣き。

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2度目の参加をしてきました。つくば10耐で御座います。今年も灼熱地獄の10時間耐久エンデューロとなりました。


という訳で8月10日土曜日。つくばサーキットで行われた全日本10時間耐久サイクリングinつくばに参加して来ました。


いや~、あれですよ、今回はもう何と言うか、もう駄目だ(笑)
悔しさで感情が溢れかえっております。

去年は10時間をチームで走りきった事、そして感動のゴールで涙しましたが、
今回は違った意味で涙した大会となりました。


という訳で今回のつくば10耐を振り返りつつ、記録に残しておきたいと思います。
これを書いてる時点で大会3日後ですが、あの時の感覚、感情は体に染み付いています。

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当日はここ最近お世話になりっぱなしのくろけん選手に迎えに来てもらい会場へ。

1年ぶりのつくばサーキット。今日も暑くなりそう。っていうかこの時点で汗ダラダラでした。
開場までゲート入り口で待つ間も続々と参加者が集まって来ます。
徐々に大会のボルテージも上がってる来る感じ。


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開場後は狙ってた場所にベース設営が完了!
去年もこの近くにベース設営していましたが、今回はコース脇のピットロードの目の前で御座います。

ピットも2番だったので、物凄く近くでとてもいい場所が確保出来ました。「青島確保だ!」←全然関係ないけど、最近の嫁のマイブームらしい(笑)


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つくばサーキットの第1ヘアピン。元々は車用?のサーキットかと思いますが、自転車で走るっていう貴重な体験が出来るのもイイですね!


昨年参加して良かった事もあり、今年は大勢で参加しようぜぇ!って事で発信をしていた訳ですが、
今年のつくば10耐は13名3チームでの参加となりました!


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ERATEH Aチーム

今回チーム分けをするにあたり、ガチで上位を目指そうぜ!って事でガチチームで走りたいと立候補したメンバー。
くろけん選手jimao選手兼監督パン男lumoさんMakotoさんの5名チーム。

jimao選手は今回は監督もやるという、まるで古田みたいな感じ。
選手兼監督と言えば古田しか思いつかなかったw

そしてこの写真を撮る時に、「みんなバイク持って撮ろうぜ!」ってなったけど、
「右の3人は皆サーベロだから1台で良いよね!」って流れがとても面白かった(笑)
左の2人はFOILなのに、それぞれバイク持ってるのがセコイ!w



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ERATEH Bチーム
こちらも何だかんだ言って強力なメンバーで構成されている。

yuuさんさとしさんやまぞう選手神マッサーkanaさん


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ERATEH with AKR@熱中症

ワッカーさんyasuさんるちるさんラスボスさん

このチームはメンバーが皆手負いであり、完走が危ぶまれたが、完走を無事に果たしてとても良かった。
と言うか、今だから言える、いや、当日言ったかも知れないけど、
このチームのレースに対する取り組み方が、ある意味羨ましかった(笑)

こういう楽しみ方もアリだとマジで思った次第。

特にるちるの兄貴の立ち振る舞いには感銘を受けたと言わざるを得ない。


スターターを勤めたyasuさんがピットに戻って来てから次に誰が走るか決めたり、気が付いたらメンバー全員でテントの中で休んでたり、とにかくそういうの僕嫌いじゃ無いです(笑)

そして今回は猛烈にAKRの面々には感謝です。大量の水分と氷を持ち込んでいただき、猛暑の中、僕達の喉を潤してくれました。
特にキンキンに冷えたコーラ&ペプシゼロは何本飲んだか分らない程に飲ませてもらいました!


あのデッカイ給水ポット?的なヤツを氷で冷たくしてくれたるちるさんとAKRの皆さんには激しく感謝で御座います。

そして最大のハイライトは、自分の何送目だったか忘れたけど、灼熱のつくばを何十分か走り終えて、ヘロヘロになってベースに戻ると、るちるさん達の姿が無く、「あれ?るちるさんは?」と聞くと、
「温泉行ってもう帰っちゃいました」って。


ええええええええええええええええ(笑)


ビックリして疲れも一気に吹っ飛んだのは言うまでもありません(笑)
ほんまに帰りおった!wさすがやでぇ。。。

とそんな事もあったりした訳でございます(笑)
かなり話が逸れましたが、今思い出してもつくば10耐は見所満載だった訳でございます。


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という訳でスタート前に参加者全員の集合写真を、ちかくに居たレース関係者の地元のオジサマに撮影してもらいました。

皆様素敵な笑顔ですね(^^)


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という訳でスタートです!我がチームのスターターはlumoさんです。


今年の大会はルール的に最大1時間の連続走行15回以上の選手交代が義務付けられています。
このルールを守りつつ上位を目指すのが最大のミッションでございます。


ですが1時間の連続走行はこの天気では無理ですね。とにかく熱い!
たぶん最高気温は40度近くまで上がったと思います。更にはサーキットって事で路面の照り返しも凄いです。

体力の消耗も激しく、高い強度での連続走行は体力的に厳しいレースとなりました。


熱中症で倒れでもしたら大変です。とにかく無理せず、無理する感じですね(^_^;)
そんな事を考えつつのレースとなりました。


そして自分達のチームはlumoさんがスターター2番手がMakotoさん3番手jimao選手兼監督4番手くろけん選手、そして5番手がパン男うぜぇwです。

スタート後は自分の出番まで時間があるので、ベースでまったりと過ごしました。
その間にもメンバーの多くが出走して帰ってくるのを見てると、
「暑さがヤバイ!」
「心拍が落ちない!」
「暑さを舐めてた・・・。」
「トレインに乗れないと地獄」
「ヘタレ乙女部きめぇw」
等々、とにかく暑さで皆まいってる様子・・・。


Bチームはどんどん選手交代している中、自分はまだ1度走って無くて元気一杯でパン食べまくってるのが申し訳なくて(^^;)


そしてlumoさん、マコさん、jimao選手兼監督と繋ぎ、くろさんの出番が、自分も徐々に緊張してきました。
先に走った皆の話しを聞いてると暑さがとにかくやばくて、連続で長時間走るのは難しいとの事。

自分は出来るだけ力を温存して、ペースを抑え目で長時間走る事をテーマに。
皆の走った時間を記録していくと、選手交代の回数が15回を超えるのは必至。
なので自分は出来るだけ長時間走って、1回でも良いのでチームとして交代回数を減らす事が目的です。

という訳でくろさんから交代して自分の1送目がスタート


ピットアウトすると遥か前にトレインが見えるけど、周りには選手はまばら。
どうすっかなー。踏んでトレインに追いつくのは無理そうだし。
何て事を考えてるとバイクのクラクションが。先頭集団のトレインが後ろからやってきました。

これはラッキーって事で先頭集団のトレインに飛び乗り成功。

流石は先頭集団。めちゃくちゃに速い。一気に心拍がレッドゾーンへ。
第1ヘアピンの立ち上がりでは毎回の事ながら踏まされる。全然休む暇なし。

とにかくこのトレインに乗り続けて走行時間を稼ぐ事を目標に頑張る。

ほぼ毎ラップを2分台で周回するハイペース。
のっけから高強度の出走となり、ワクワクしてきて楽しくてたまらんです。

それにしても心拍が落ちない。
少し休める区間でも暑さの影響か全然心拍が落ちなくて、物凄い辛い。

出来るだけ長時間走りたかったけど、このまま無理しても後半に響くと思って交代の合図。
35分弱走って交代しました。
先頭集団はやっぱり次元が違いますね。この集団の先頭ローテには自分の実力では加われないと思いました。
数回先頭に出ましたが後半はトレインに乗るだけでした。
ちなみにIFは92%でした。

走り終えた後は水道の水を頭からかぶったり、とにかく冷却しないとヤバイ感じ。
熱中症にならない様に、走り終わった後はとにかく水分と固形物を食べる様にしました。
それとアミノバイタルも出走後は必ず採る様にしました。

そうだ。何時だったかはっきり覚えてませんが、レースの序盤で自分達のベースの目の前、最終コーナーの立ち上がりでトレイン後方で落車。
集団で接触したらしく、はっと見た時にはタイヤが随分高い位置に見えたあと、激しい音と共に選手が1人倒れていました。
意識はある様でしたが自分の力では起き上がれない様子。脚を痛めている様に見えました。
その後救急車で運ばれて行きました。大怪我でなければ良いのですが・・・。

丁度自分達の目の前で起きたので、とても心配になりました。
それと同時にレースの危険も再認識する事となり、気をつけて走ろうと。


そんなこんなで自分の2送目がやってきました。
ログを見ると13:59から走り始めたみたいです。ってか1番暑さがヤバイ時間帯です。

この時の記憶が曖昧ですが、スタート後はすんなりトレインに乗れたので、楽をした印象です。
暑すぎるので無理もできないので、出来るだけ抑え目で長時間走る事に徹しました。

やべー。この時の事をマジで殆ど覚えてないw俺走ったっけ?w

ログを見てみると3分10~20秒ペースでまったり走ったみたいです。
時間は43分程度は走ったので、一応時間は稼げたと思います。IFは79%。やっぱり踏んでなし(笑)
参考値ですがGARMINによると平均気温が43度ってなってました。。。


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そうそう。webでリアルタイムに順位が分かる事を知って、色々と楽しみが増えて来ました。
順位も徐々に上がって来たので、やる気も出るってもんですね。


そして3送目の出番がやってきました。
この回は辛かったけど、猛烈に楽しかったのを良く覚えています!

大きなトレインに乗れず、最初は2人で先頭交代しながら走ってると徐々に人数が増えて来ました。
まずは4名で均等に先頭交代しながらトレインを形成。
お互いに声を掛けながらいい感じの速度で周回を重ねる事が出来ました。
そうこうしてると徐々にトレインも大きくなって来て、お、エエ感じ~って。

去年も同じ事思ったんですが、この時間帯になると皆疲れて積極的に先頭を引こうとしません。
そういう時に率先して先頭を引いてペースを作る様にしました。
そうしてると「トレインには乗りたいけど、先頭は引きたくない」って思ってる人達がどんどんそのトレインに乗っかって来る訳です。

そして声を出して意図的に先頭交代をして、先頭引いてくれた人には意図的に「ありがとうございます!」等と声を掛けて連帯感を増していく様にしました。
そういう風にやってると周りの選手も、先頭ローテに参加してくれる様な気がします。そんな気がするだけかもですが、こういうイメージ持って走ってると、良いトレインが出来ると思った次第です。

そして大きくなってきたトレインですが、走り続けてると猛烈に速い方がひとり先頭を鬼引きし始めました。
これは!って事で千切れない様に走った訳ですが、後ろみると見事にトレインは崩壊。

残った数名で、その速い方の後ろに付く為のローテーションをしておりました(笑)
これ不思議な光景でした。先頭を走る人に付いて行く為に2番手まででローテーションですw
だってその人の引きが凄いんですもん。

って事でその方に散々引きづられて3送目はおしまい。
この時は40分程度の出走時間でした。


そしてここからが僕の今回のブログのハイライトです。
自分で言うのもなんですが、もう最高に楽しい時間であり、最高に悔しい時間の始まりです。


lumoさんくろけん選手のブログを引き継ぐ形で書いてみたいと思います。
思い出しただけでも情けなくて本当に申し訳ない気持ちになります。


あくまでも僕視点であり、間違った内容だったりするかもしれませんがお許しください。


今回はjimao選手兼監督のご好意、そしてチームメンバーのご好意もあり、自分がアンカーをさせて貰う事になっていました。

とりあえず5人で走って来た10耐ですが、自分の3送目が終わった時点で、4順目のlumoさんに交代。
この時の時間が確か17時20分頃かな?これから隊長が走った後に、くろけんさん→そして自分がアンカーという流れです。

自分の3送目ですが、残り時間を考えながら走り過ぎても、自分のアンカーまでのレストの時間が短くなるし、
逆に短すぎると隊長→くろけんさんが辛くなるって事で、3送目はかなり時計を見ながら計算して走ったつもりです。

自分のレストの時間も計算しつつ、隊長→くろけんさんに無理の無い時間を走って貰える様に。

ちなみに19時までのレース。終了20分前の18時40分にはピットクローズで最終走者に交代しないといけません。

そして隊長のラストランが始まりました。
その間も監督&くろさんがwebで順位を確認していました。


やばい、思い出しつつ書いてますが、心拍が上がっているのが良く分かります。マジで悔しいです。


隊長はうまく良いトレインに乗れず苦戦している様子。
そして17:50頃に隊長がピットインでくろけんさんに交代。

僕的にはなんとか走行時間を稼いで貰って、ピットクローズぎりぎりで交代して貰いたい。そんな事も考えつつ。


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くろけんさんが走り出すと良い感じにトレインに乗れている様子。
時折先頭も引きながらとても良い走りをしている。走ってる姿がカッコイイね。相変わらずの色男。
そして時間も18時をまわり太陽も西の空に落ちていこうとしています。


そんな中jimao監督がiphoneを巧みに操り現在のポジションを確認中。

我々のヘタレAチームは現在7位と8位を行ったり来たりしている様子。
そしてそのチームとはコンマ数秒さとの事。って事でくろけんさんと同じトレインに乗っている様子。
これは凄い展開です。

さらには一時は6位のチームと2分の差が付いてましたが、30秒程度まで縮まっていました。

何という展開でしょう。

そしてその7位を争ってるチームのゼッケンから、ジャージの色を確認しようと、メンバー全員でくろけんトレインをガン見。
するとこれも凄いなーって思ったんですが、ベースが隣のチームでしたw

とりあえずそのチームの前でゴールすれば7位。
更には6位のチームの前でゴールすれば6位も狙えるポジションって事が判明しました。

もしくろけん選手が良いトレインに乗れなくて消耗が激しい場合は、jimao選手兼監督がスクランブル発進するプランもありましたが、くろけんトレインは良い感じに周回をこなしています。

そしてベースでは自分も準備を開始。順位を争うチームの動向もうかがってました。
あー、もうめんどくさいからゼッケンナンバーを書くと、7位を争ってるチームが155番。6位のチームが127番でした。

この二つの番号は僕は生涯忘れる事は無いと思います!あ、それと126番も。


そしてくろけん選手のトレインをベースから応援していると、155番チームの人がピットに向けてあと2周でピットに入るという合図をしているのを確認しました!

これは熱い情報をゲットしました。ここで監督と緊急作戦会議。

ここで考えた選択肢は2つ。

・155番が2周目に選手交代。くろけん選手は走りつづけて順位をアップ。
でもその場合は自分達が選手交代のタイミング次第で逆転される恐れあり。

・155番の2種目の選手交代にあわせてくろけん選手にもピットに入って貰って、155と同時ピットインする作戦。
これはトレインに乗れないリスクもあるけど、155番より大幅に遅れる事は無いかも?

そんな事を考えて結果として、155番と同じタイミングでくろけん選手にはピットに入って貰って、
155番のアンカーと、そして僕とでラスト19時までガチンコ対決する事に。
僕がその方法を選びました。ガチンコで対決して勝ちたかったし、一番リスクが少ない方法だと思いました。

という訳でくろけん選手がホームストレートに戻ってくるタイミングで、事前に打ち合わせをしていた、
「次の周回でピットに入って!」合図を監督が発動。

ちなみにその合図は昨年のつくば10耐でも使った合図なんですがこんな感じ↓↓↓







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柳沢慎吾のパトカーでございます(笑)

この合図にくろけん選手が気付いてくれたかどうか怪しい感じでしたが、自分はラストランに向けて用意してピットへ。

もうこのあたりから全身アドレナリン爆弾。
こんな緊張感を味わうことってなかなかありません。

とにかく155番の前でゴールする。

自分なら出来る!自分なら出来る!

とにかくそんな事ばっかり考えてピットロードでくろけん選手の帰りを待ちました。
そうするとピットロードにくろけん選手の姿が!
155番の姿は見えません!
ピットインのタイミングでスプリントして差をつけてピットインしてくれた様子です。


という訳で10時間つないで来た計測バンドをくろけん選手から引き継いでラストランへスタート。
時間は18:25でした。自分が35分間を走って最終的に155番の前でゴールすれば7位。


ピットロードから出るとくろけんさんが乗ってたトレインは数百メートル先へ。
完全に孤立した状態。

とりあえず155より前に居ることは間違いなし。
とにかく全力で踏んで前のトレインに出来るだけ近づこうと思って序盤から単機で踏む。

でも、その考えも一瞬で終わった。

マジでビックリした。この時マジでビックリしたんですが、
第1コーナー過ぎて、第1ヘアピン手前で、物凄いスピードで追っかけて来た155に抜かされる。

自分はピットアウト後かなり踏んでたのに、それよりも速いペースで踏んで来たって事。
正直え?って思った。めっちゃ速いって事ね。


155番の後ろにピッタリ付いて、こっから地獄のランデブーの始まり。

第1ヘアピンの立ち上がりで激しいアタック。はえええ。マジでヤバイ。付いて行くので一杯一杯。

たぶん155の人も、自分達の前でゴールする事を完全に意識しているはず。いや間違いなくターゲットにされてました。


その人の後ろに付いて走ってるとダンロップコーナー辺りで先頭交代の要求が。
華麗に無視。とにかく後ろに張り付く。

汚いかもしれんけどこれはレースだし、もう僕は155の前には出まいと決意。

35分間このままで良い。最後のゴールラインを超える時だけこの人の前でゴールする。ただただそれだけ。

バックストレートで再度先頭交代の要求が。
華麗に無視。

その時、その人の横顔がチラっと見えたけど、ニヤってしたと思った。違ったらごめんなさい。
たぶんその人を本気にさせちゃった瞬間だと思う。


そっからが地獄でした。


インターバルの連続。とにかく僕を振るい落とそうとアタックの連続。
周りに選手が居ないことを確認して、道幅一杯にアタックしたり、コーナーの立ち上がりで上げ下げの連続。

もう辛すぎる。この時点で完全に僕とは格が違う選手だと思いました。
バイクを見るとリアブレーキの所にプレートつける台座も付いてる。

この人の引きにとりあえず千切れない様に必死に食らい付きました。

その間もチームのメンバーがホームストレートで応援をしてくれる声がとても励みになりました。
絶対にこの人の前でゴールしてやる。ただただそれだけ。

1mmでも良いから力を温存して、ラストで使い切る。
1mmでも良いから空気抵抗を受けない様にトレインを組んだり。

そしてこの人の引きで前のトレインとの差も縮まってきて、このままハイペースで行くと追いつくかな?と思った矢先。


これもマジでビックリした事が。


この人に張り付いて何周目か忘れましたが、第2ヘアピンを立ち上がってバックストレートに入った所で、
155のこの方が急激にスローダウン。ジャージのポケットから何か出そうとしています。

なんと補給食を食べ始めました。しかも余裕な感じで。
まじか。このタイミングで補給食食べるってどういう事?ビックリでした。

もう完全に前のトレインを追う行為はやめて、
「さぁ俺と勝負しようぜ。最後に勝つのは俺だよ。」的なメッセージにも感じられました。

全てが僕よりも何枚も何枚も上手の様に感じた瞬間でした。


そして周回は続きますが、しばらく155の方と2人での走行が続きましたが、後方から数名の速いトレインに抜かされました。
先頭集団ではありませんが、かなり活性化したトレインでした。

155の方も自分も速攻で飛び乗りました。


そしてここから新たな展開へと。


何名位かな10名程度かな?そんな規模のトレインだったと思います。
速度も追いついてくる位なので相当速いイメージ。

155をマークしつつ自分もトレインの中で自分のポジションを探しつつ走行をしました。
とにかくゴール間近の時間帯。周りは完全にまっくらでナイターの様相。

残り20分のピットクローズの直前で入ってきた選手もいるし、とにかくペースが速い。
自分はこのトレインの先頭を引く事は絶対にやらない様に注意しました。

それと155番をマーク。アタックする余裕は無いと思うけど、中切れして取り残されるのは勘弁です。

案の定、僕の前の選手が第1ヘアピンで中切れしそうになりましたが自らブリッジしてトレイン復帰。
とにかく辛い時間帯でした。

そしてぱっと前を見ると127番がいるではありませんか!
6位を走行していたチームです。

そうです。この瞬間に6位7位8位の3チームが同じトレインの中にいるのです。

一気に興奮する瞬間でした。
この3チームのトップでゴールすれば6位が見えます。

ただ、問題もひとつ。126番。127番と同じジャージの選手もいます。
マジか。126番が127番を引いて守ってるイメージでした。

これはやっかいな事に。。。


そんなこんなで周回は続きます。
この集団も10数人になったかと思いますが、その中の自分合わせて4名は同じレースをしています。
とにかく1番前でゴールするのは誰か。

そしてゴール時間の19時が近づいて来ました。
ちなみに自分のEdge500ですが調子が悪くてバックライトが物凄く弱い。ってか付いてるの?って感じ。

残り時間を気にして走っていましたが、いったいどの周回がラストラップになるのか不安でした。

そしてピットロードは閉鎖され、多くの人がピットウォールまで出てきて声援をしてくれます。

ホームストレートを走ってる瞬間はとても興奮する瞬間でした。

事前に監督にラストラップになったら声掛けて教えて!ってお願いしていましたが、ゴールライン付近に仲間が沢山いるのは確認できましたが、周りの声援が凄くて声は全く聞き取れません。


手元の時計で18:57付近でラインを通過した気がして、これがラストラップか?どうなんだろう?と思ってたら、
第1ヘアピン手前にMakotoさんが来てくれてて、「ラスト!!!!」と声を掛けてくれました。
ありがとう!!マジで助かりました。これでこれがラストラップって事が分かりました。


そして一気に僕のテンションも上がってきました。

あと1周。155番の前でゴールする。絶対に。ただただそれだけ。
そしてあわよくば127番も。


そして活性化されたトレインは位置取りも凄い。
エンデューロなのにロードレースの様な展開。

このトレインの中でこの4名が別のレースをしている感じ。


あああああああ。ブログ書きながら心拍が上がる。マジで悔しい。



そして運命のラストラップの第2ヘアピンの立ち上がり。
ここから一気に展開しました。


126番が引いて127番と一気にペースアップ!
バックストレートを2人が先行する形でアタック!

離れると追いつけん。僕も一気に加速。

127番の後ろにもうひとりいたとおもう。そして155番もアタックに反応。
うしろは見てないけど、さっきの大集団の中から僕含めて数名が飛び出した形に。


そして最終コーナー入り口で動きが、126の引きで127が発射した様に見えた。

超辛い局面。

127のアタックにその後ろの人の反応が遅れた

155も遅れた

行くしかない。

もう何も残ってないけど、自分も126、127を抜かす形で外からアタック

ここでレースは決まってしまった

その瞬間、遅れたはずの155が更に速い加速でイン側からスプリント

くそ!

ラインがねえ

外から行った自分は、インからスプリントした155につきたかったけどつけない

この辺りから記憶が曖昧

たぶん127の後ろに下がって155を追う形でイン側からスプリント

その瞬間に両脚のハムが攣った

脚は完全に限界を超えていた。もう踏めない。

踏めないけどホームストレートでは多くの人の歓声が。

仲間の為にも1番前でゴールしたかった。

歯を食いしばって最後まで踏んだ。

でも勝てなかった

127と155はどっちが先にゴールしたかは分らなかったけど、自分が最後にゴールしたのは良く分かった。

何となくチェッカーフラッグが振られているのが見えた。


悔しすぎる。書きながら熱いものがこみ上げてくる。


僕の経験不足。

何で外から行ったし。

そんな後悔の念が凄かった。

ゴール後は脚は痛いし、悔しいし、涙がボロボロこぼれるし、もうなんとも言えない気持ち。

みんなに申し訳ない気持ちで一杯で、本当にごめんなさい。

その後は感情が爆発して叫んだ様におもう。

そして155の人と話しもした。

「前でなくてごめんさい。本当に強かったです。ありがとうございました。」

凄い良い人で色々と話が出来て本当に良かったです。

その方は127の事は分かって無かったみたいでした。


そしてバイク先導でラストのパレードランの為に、ピット入り口で一旦止まって、全選手が揃うのを待ったり。
自分達が1番最初にゴールしたのか、パレードランも運よく?1番前で走る事が出来ました。


そして声が聞こえて後ろを振り返ると、Bチームと熱中症チームのアンカーのカナさんとyasuさんが並んで居た。
2人とも良い笑顔をしていて気持ちが良かった。

最後のアンカーで走ってる時も2人の姿は見えていて、声を掛け合って頑張れました。本当に助かりました。


パレード走行の後は仲間のところへ戻って悔しさが爆発してしまいました。
皆が暖かく迎えてくれて本当に嬉しかったです。


ちょっと急ぎ足で書いてしまったかもしれませんが、これが僕の知る最後の全貌でした。

ラストのゴールスプリントはもう脚の感覚も何も残ってなかったけど、ログ見るとこの日の自分の最高速が出てた。

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完全に自分の負けだったけど、物凄い良い経験が出来たのは間違いありません。
速い人は山程いる訳で、そういう人と一緒にはしる事が幸せでございます。

もっとレースに出たい。そして経験を積みたいです。
同じ過ちは犯したくないし、こんな悔しい気持ちは二度と味わいたくありません。

本当にメンバーに助けられたつくば10耐。
感動した。悔しかった。いろんな気持ちが爆発したつくば10耐。
みんな辛いのに歯を食いしばって、熱中症になりそうになりながらも完走したつくば10耐。

こんな素晴らしい経験はなかなか出来ませんね。

とにかく無事に完走できた事。誰一人として怪我なく追われた事。良かったです!


来年も是非チャレンジしたい。
その時はるちるさんも最後まで居てもらいたいので、ももクロには翌日のライブは控えてもらおうと思います(笑)

最後になりましたが、
一緒に参加した皆さんありがとうございました!
そしてtwitter等で応援してくださった皆さんありがとうございました!
つくば10耐に参加した皆さんありがとうございました!
僕に最高の経験を与えてくれた155番の方ありがとうございました!



急ぎ足で書いてしまいましたが、最後までよんでいただきありがとうございました(^^)


↓熱いつくば10耐。来年も出よう。そして今年のリベンジだね(^^)
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COMMENT 8

yasu  2013, 08. 13 [Tue] 20:46

土曜日はお疲れ様でした(^^)

くろさん、隊長から引き継いだ、最後のZeroさんのブログ、手に汗かいて読ませてもらいました。自分にもっと実力があって、他のチームのように、Zeroさんをアシスト出来てればと悔やみます。
それと、あんな物凄い駆け引きがあっにも関わらず、パスするたびに温かく声を掛けてもらって、励みになると同時に、極限状態でも仲間を思いやってくれるZeroさんホントに凄いと思いました。
惚れてまうやろー(笑)

それにしても辛かったけど、終わってしまうとなんか寂しい感じですよね。
来年また出ましょう!

Edit | Reply | 

アッキー  2013, 08. 13 [Tue] 22:49

お疲れさまでした!

筑波10耐お疲れさまでした!
Twitterからもビシビシレースの過酷さが伝わってきてましたし、ブログを読ませて頂いて更にその激しさを感じました。
その中で勝負に挑んでいく姿がかっこよかったです。
勝負とは時に残酷なものですが、その悔しい経験もまた次への高みに挑む上では必要な糧なのかと偉そうに思いました。
日々進化するZEROさんの遠い後姿を想像しつつ、自分もいつかチームの一員として走れるよう日々精進&家族ポイント積み上げを図りたいと思った次第です!

Edit | Reply | 

127番  2013, 08. 14 [Wed] 13:42

ありがとうございました、127番です

突然の書き込み失礼いたします。つくば10時間耐久レースお疲れ様でした、ラスト一緒に走らせていただいた127番です^^
自転車仲間からこちらのブログを教えてもらい拝見させていただきました。

臨場感のあふれる文章に私もあの熾烈なラストラップを鮮明に思い出し再び興奮させていただきました!

実はラストのスティント、私も146番さんと155番さんが同一ラップ、更に同じトレインにいる情報が入っていたので、同チームの126番さんと徹底的に意識しながら走らせてもらっていました!

本当にラスト一周の熾烈な戦いは、私も一生忘れることが出来ないような思い出ができました。
10時間走って最後の最後までなんてドラマみたいですよね^^ 最高に楽しめました、ありがとうございました!

チームはリザルトの名前で世田谷を中心に活動しています。ぜひまた同じ大会に出る機会がありましたら、協力しながら切磋琢磨して走りましょう!

またあの暑さの中、皆様無事に完走されたとの事なによりよかったです。私たちも3チーム9名が無事に完走できました。 灼熱の10時間お疲れ様でした^^

Edit | Reply | 

corratec oyaji  2013, 08. 15 [Thu] 22:42

いつも楽しく拝見させていただき、ありがとうございます。
体力的にレース参加は無理な私ですが、臨場感がひしひしと伝わってきて、気が付いたら手に汗をかいていました。
悔しさも、感動も本当に羨ましく感じる程に読ませていただきました。
結果は反省するところがあったご様子ですが、完全燃焼されていらして、素晴らしいロードバイクライフに感動しました。
ありがとうございました。
今後も応援しています!

Edit | Reply | 

Zero  2013, 08. 29 [Thu] 16:01

yasuさん

超絶亀レス失礼しますm(__)m

つくば10耐はお疲れ様でした!
今思い出してもあの時の興奮が蘇ってきます。
そしてヤスさんもあの状況でゴールしたのは本当に凄いと思います。
ラストランでも頑張ってる姿を見て、沢山元気を貰いました!

また来年も是非チャレンジしたいですね(^^)

Edit | Reply | 

Zero  2013, 08. 29 [Thu] 16:05

アッキーさん

返事が遅くなってしまいごめんなさい>_<;

うれしいコメント、本当にありがとうございます!
今回は2度目のチャレンジでしたが、前回とはまた違った感動だったり、悔しさだったりを味わいでした。

また来年もチャレンジしたいと思っています。
その時はアッキーさんもご一緒出来るといいですね!

これからもよろしくお願いします。

Edit | Reply | 

Zero  2013, 08. 29 [Thu] 16:16

127番さん!すごい!

激しく遅いお返事となってしまい、大変もうしわけありませんm(__)m

127番さんがコメントくれて、あの時の興奮が一瞬で蘇りました。
そして内容を読ませていただき、いろんな事がクリアになりました\(^o^)/

あの時は今思い出しても鳥肌もんでした。たぶん生涯忘れる事の無いラップだったと思います。

最終週の第2ヘアピンの立ち上がり。
126番さん127番さんが飛び出したタイミング。
あれは最高でしたね。もうやべえええええええええええって思いましたw

何とか食らい付きましたがお二人とも強かったです!

その後の最終コーナーからの展開も凄かったです。
とにかくお二人の動きは完璧だったと思いました。負けておいてこういう事いうのもおかしいですが(^_^)ゞ

あと時の事だけで2~3時間おいしいお酒が飲めそうですね(笑)

また何処かでお会いする事もあるかもしれません。
その時はよろしくお願いします (≧∇≦)b

来年も灼熱の10時間でお会いしたいですね!

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Zero  2013, 08. 29 [Thu] 16:18

corratec oyajiさん

はじめまして。コメントありがとうございます\(^o^)/
お返事が遅くなってしまい、本当に申し訳ございません。

この年になってからの、自転車でこんなに興奮できて、仲間とレースに参加できる事が本当に素晴らしいと思います。

これからもどうぞよろしくお願いします。

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