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《つくば9耐ゼロワイアード.Vol3》エースチーム ERATEH 二郎チームのバイクと、レースリポートをお届け。


 
 
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全日本9時間耐久サイクリングinつくば ERATEHチーム


つくば9耐を走ったバイク Vol.3

ERATEH二郎チーム

つくば9耐を走ったヘタレチームのバイクを3回にわけてご紹介。第3弾はERATEH二郎チームのメンバーのバイクと、レースリポートをお届けします。チーム名は「ラーメン二郎」より。当たり前の様に許可は特に取っていません。ラーメン二郎と言えば都内に何店舗もある超有名店。自分も一時期週に3回は食べるジロリアンでした。ラーメン二郎って1度食べると、また食べたくなるんです。量も多いし、野菜、ニンニク、脂、等のトッピングも強烈なジャンクフードです。いつも完食した時の満腹感と、今日も全部食べてやったぜ!っていう満足感は他のラーメンにはなかなか無いかもしれません。そしてつくば9耐もまさに、ラーメン二郎の様な存在ではないでしょか?1度出場すると癖になる。チームと一緒に完走した時の満足感と感動。そして涙も。また来年、レースを走り終わった矢先に、また来年も出場したくなるんです。自分は今年が4回目の出場となったつくば9耐。最初に出場した時は10時間耐久でした。それから4年の歳月がたった今年も、いろいろなドラマがありました。大人の大運動会つくば9耐。最終章の今回は少し長くなるかもしれません。

Vol1はこちら
Vol2はこちら

※某ワイアードのパロディです。
※スマホには対応していません。PCでの閲覧を推奨。
 


 


ERATEH二郎チーム
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lumoさん photo:zerocycle



DSC02412-2lumoさん Cervelo R5 photo:zerocycle



DSC02670-235午前の部アンカー走り終えた隊長に安堵の表情 photo:zerocycle

二郎チームのlumoさん。ヘタレチームの隊長といえばlumoさんである。実は今回タイミングが悪く某ワイアード風の写真撮影が出来なかったのが悔やまれる。隊長も僕と同じサーベロR5VWD乗りだ。Vol2では中本チームにcervelo乗りが2人いたが、二郎チームにも隊長と自分の2人がサーベロ乗りなのである。エアロヘルメットにワンピースのいでたちがとにかくカッコ良かった!常にストイックで、そしてその姿にチームメンバーが奮起してこのチームは成り立っている。そしてつくば9耐では限界を超えた走りを魅せてくれたのだ。

そしてここで話が逸れるがERATEH二郎チームについて少し説明しておこう。二郎チームは通称Aチームと呼んでいた。ヘタレで3チームある中でも精鋭部隊だ。ヘタレチームでは過去につくば9耐Memロードのカテゴリで入賞を惜しくも逃して来た。昨年も7位という結果に涙をのんだ。目標は入賞。6位以内のリザルトを持ち帰る事だ。2年前は自分がアンカーを走ったが、最終周のゴールスプリントで敗れて7位に終わった。悔しくて涙したのは今でも鮮明に覚えている。そして最終周のバックストレートから、最終コーナーを立ち上がってゴールラインまでのスプリントのシーンを今でも夢に見ることがある。本当に悔しかった。

つくば9耐で入賞。とにかくチーム内でも超えられない壁として、全員が認識していると思う。そして今年もヘタレチーム内でつくば9耐で入賞に向けて動き始めたのが春先だろうか。

チーム内の話になるが今年は絶対に入賞したかった。全てはAチームの入賞の為。Aチームの入賞の為のチーム編成をする事になったのだ。昨年、一昨年と走ってみて、他の競合チームにはアシストチームが存在する事が多々見受けられた。ヘタレチームでも同じ事が出来るんじゃないだろうか?アシストに徹するチーム。そう、Bチームをアシストチームとして結成して、Aチームを全力でサポートする事にしたのだ。そしてチーム内のメンバーに自分がどのチームでつくば9耐に参加したいのか、自らに意思を尊重してチーム分けが行われた。そしてこちらがその時の各チームの目標だ。チーム内の共有ファイルからコピペ。

Aチーム
・チームが目標を達成する為に全力を出し切る
・チームの一員としてレース結果に貢献する意思がある
Aチーム希望の方は、サポートの方の分まで走る気持ちがある方、本番に向けて練習出来る方を希望します。

Bチーム
・Aチームが目標を達成する為に全力でAチームをサポートする
・自らのチームの結果では無く、Aチームのサポートに徹する意思がある

Cチーム 
・Aチーム、Bチームにも属さず、チームと一緒にイベントに参加する。


この様なチーム毎の目標を設定してチーム分けに挑んだ。そしてAチームの赤文字の部分。この部分は隊長の言葉だ。この部分が自分にとってとても意味のあるモノとなった。いや自分だけでは無いだろう。Aチームに立候補したメンバー全員が同じ気持ちだったのは間違い無い。程なくして今回紹介しているメンバー編成となったのである。

Aチームの中でも日々仕事で多忙を極める隊長。練習時間も満足にとれない中、時間を作ってはストイックに練習をしていた。その姿勢に自分を含め全メンバーが奮起した事だろう。隊長のつくば9耐に向ける気持ちは全員に伝わっていた事は間違い無い。Aチームのメンバー全員、そしてヘタレチームの全体としても隊長の存在は無くてはならないものである。

 

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Miyaさん cannondale SUPERSIX EVO Hi-mod photo:zerocycle
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コンポーネントはシマノ9000デュラエースだ。

EVOと9000デュラのクランクの相性が抜群だと思う。

photo:zerocycle
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ホイールはCAMPAGNOLO BORAONEだ。

miyaさんとBORAONEの組み合わせを見ると恐怖しかない。。。

photo:zerocycle

二郎チームに志願したひとりmiyaさんのSUPER SIX EVOだ。以前はアルミのCAAD9に乗っていたが、EVOに乗り換え更にスピードを増した事は間違い無いだろう。そしてホイールに鯔湾を導入してmiyaさんが完全体になったのだ。上にも書いたが、miyaさん+BORAONEの組み合わせはヤバイ。とにかく平坦が速い。miyaさんが牽くとトレイン崩壊必至。マジ勘弁してください(;´∀`)となる。つくば9耐に向けて彩湖で朝練を多く開催して来たが、miyaさんが鯔湾を履いて来た時の事をよく覚えている。アウタートップでもギヤ足りずにツキイチでもキツかった。後ろを見るとやっぱりトレイン崩壊だった。そんなmiyaさんは意外にも今回がつくば9耐初参加となった。つくばサーキットで行われるつくば9耐。多少のアップダウンはあるがmiyaさんの脚質にはぴったりなフィールドだ。そしてAチームで戦う事が決まってからのmiyaさんのストイックな練習っぷりには沢山のモチベーションを貰った事は間違いないだろう。週末のチーム朝練、平日夜間も積極的に彩湖でトレーニングを積んでいた。

よく覚えているのが、春先のまだ涼しい季節だっただろうか。いつもの様に彩湖でチーム朝練を開催した時の事だ。調子が悪かったのかトレインから千切れてしまった事があった。その日を堺にmiyaさんの練習量が増えたのは間違い無いと思う。彼も気持ちは同じだ。Aチームとしてサポートの方の分まで走る為に、時間を作っては練習に励んでいたのだ。そしてつくば9耐の本番もしっかりとAチームのメンバーとして入賞という目標に向かって力を出し切ったひとりだ。全力でつくば9耐を楽しんでいる姿は、見ている方まで嬉しくなる様な可愛さがあった。

少し話が逸れるがmiyaさんの可愛さが爆発したのもつくば9耐のトピックスだっただろう。準備段階からチームを盛り上げくれた。タウリン40000mgも持ち込んでくれたし、ランチタイムにはお湯を沸かしてエスプレッソまで作ってくれた。更にはタンパク質がありがたい蒸鶏も大量に作ってきてくれてヘタレ乙女部活動までしてくれたのだ。つくば9耐初参加のmiyaさんだったが全力で楽しんだ事だろう。それだけ彼も本気のひとりだった。




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jimao選手 ANCHOR RL8 photo:zerocycle
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コンポーネントはシマノ9000デュラエースだ。
パイオニアのペダリングモニタを装備してる。
これが付いてるだけで「この人ガチ感」が凄い。
photo:zerocycle
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サングラスはOakley JAWBREAKER。
PRIZMレンズを搭載したカヴェンディッシュモデルだ。
そしてjimao選手といえば手ぬぐいだ。
自分的ベストショットのひとつがこの写真だ。
photo:zerocycle

二郎チームのjimao選手のバイクはANCHOR RL8だ。以前はSCOTT Foilに乗っていたがアンカーに乗り換えたのだ。彼もTheストイックのひとりだろう。彼の自転車に対する接し方はとてもストレートだ。レースで速く走る為に。その為の機材がこのマシンなのだと思う。速く走る為のトレーニング、速く走る為の機材、速く走る為の情報、速く走る為の環境、全てをストイックに追い求めているのでは無いだろうか?だから自分はjimaoさんではなくjimao選手とブログでは勝手に書いているのだ。そんなjimao選手もAチームに立候補したひとりだ。JCRCや大磯クリテ、ソロエンデューロ等チーム内では間違いなくレース経験が最も豊富なのがjimao選手だ。彼の経験が多くのチームメンバーのプラスになっている事は間違い無いだろう。そしてつくば9耐に向けても率先してチーム全体の士気を高めてくれたメンバーのひとりだ。当たり前だがつくば9耐に向けて練習量も人一倍多かったのもjimao選手ではないだろうか。jimao選手も不定期な仕事をしていて練習時間を捻出するには苦労をした筈だ。早朝、夜間、時間があれば実走トレーニングを積んでいた。やはりAチームのメンバーは皆同じだ。Aチームに立候補したからにはサポートの方の分まで頑張る為に。

そしてつくば9耐に向けて準備段階でも多くの力を貸してくれた。その中でもjimao選手が率先して無線の準備をしてくれた。過去のつくば9耐でもトップチーム等は無線をつかって、走っているライダーとピット間でコミュニケーションをとっていた。我々も無線を購入した事があったが、安物のおもちゃ過ぎて全く使い物にならなかったのは良い思い出だ。そして今年はjimao選手がレンタルで"ちゃんとした"無線を用意してくれたのだ。本番では5台の無線を使い、A、Bチームで各2台、ピットに1台という割当で無線を使ってつくばを戦う事にした。結果として無線には大いに助けられた。自分にとってもとても印象深い物となった無線。後半部分でも無線の話題を書こうと思う。

昨年のつくば9耐では故障もあり出場出来ず監督業に徹してくれたjimao選手でしたが、今年はAチームのメンバーとして熱い走りをみせてくれた。なかなか良いトレインに乗れない場面もあったが、全力でプッシュする姿には熱いものを感じた。jimao選手の常に全力で戦う姿には魅了される。素晴らしい選手だと思います。







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くろさん SCOTT Foil photo:zerocycle
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最近導入したカーボンディープホイールは3T4モデルだ。
コンポーネントはシマノ電動6770アルテグラをアッセンブリ。

photo:zerocycle
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カメラを向ければ何かしてくれる人達の1人だ。

彼のつくば9耐へ向ける情熱もチームトップレベルだっただろう。

photo:zerocycle

二郎チームに志願した1人、くろさんのバイクはスコットフォイルだ。とにかくFoilが似合う。フォイル以外のロードバイクに乗ってる姿が想像出来ない位にくろさんと言えばFoil。そんな気がしてくる程に似合ってると思う。彼の持ち味でもある平坦でのハイスピード巡航はこのバイクの特性に最も合っているのではないだろうか。そして最近導入したカーボンディープホイールで更にその速さに磨きがかかった事は間違い無いだろう。マットブラックのフレームにカーボンディープがとにかくカッコイイ。そしてこの長身の色男が乗る訳です。ライダーも、バイクも、走りも全てが色男。くろさんのライディングフォームもとにかく美しい。色男が過ぎるだろう。※ヘタレチームでは素敵な女性メンバーを募集しております。

そしてくろさんも過去のつくば9耐で涙をしたメンバーの1人だ。その悔しさをバネに多くの練習を積んできた姿は誰の目にも明らかだった。昨年のつくば9耐が終わった瞬間から、彼の中では今年のつくば9耐の戦いがスタートしていたと思う。固定ローラーを中心にトレーニングに励み、冬場はシクロクロスも始めて熱い走りを披露していたくろさん。シクロクロスのシーズンが終わり、つくば9耐に向けてチームを率先して盛り上がげてくれたのも彼だったと思う。毎週の様にチーム内で練習会を呼びかけ多くのメンバーが参加して来た。常に本気の走りで多くのメンバーも魅了された事だろう。自分も幾度と無く練習会に参加をして来たが、くろさんの走りにはブレが無い。気持ちのブレがとにかく無い印象だ。彼は彼の走りを理解しており、自分の持ち味を全力で魅せてくれるのだ。自分も一緒に走っていて彼の走りに多くの影響を受けてきた1人だ。常に全力を魅せてくれるので、こっちも常に全力だ。そうやってチームとしてのレベルがどんどん上がって来ていると思う。常に全力。全力には全力で返す。そうやって全員が刺激し合い成長をする事が出来るのでは無いだろうか?


そして今年のつくば9耐ではくろさんも熱い走りを魅せてくれた1人だ。持ち前の高速巡航でトレインを活性化、そして牽引する姿も見られた。先頭集団や巡航速度の高いトレインで周回を重ねる姿には安心感すら感じる事が出来た。途中ゼッケンをとめる安全ピンをタイヤで踏んでしまいスローパンクの後にピットインというハプニングもあったが、Aチームのメンバーとしてしっかりと仕事をしてくれたのは間違い無いだろう。






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zerocycle MAVIC Cosmic Carbone SLE photo:yamazou

そして私で御座います。自分も今年は二郎チームでつくば9耐に参加させて貰いました。ヘタレチームとして入賞を目指すAチームです。結果から先に言えば自分は落車をしてしまい、某ワイアード風の写真の通りリアホイールのコスカボをヘナヘナに壊してしまいました。そんな思い出深いつくば9耐のレースリポートをここからはお届けしたいと思います。

自分も今年のつくば9耐はとにかく本気で取り組んで来たと思っています。Aチームに立候補した以上はサポートチームの方たちの分まで結果に残す走りをするつもりです。他のAチームのメンバーと気持ちは一緒だったと思います。毎週の様に開催される練習会ではお互いに刺激し合い、千切り合い、出来る限り追い込んで来ました。練習時間も出来る限り捻出する様に睡眠時間を削って早朝をメインにトレーニングを積んで来ました。全てはチームの目標の為に。
そしてつくば9耐のレース当日もとても良いコンディションで向かえる事が出来たと思います。







午前の部スタート前。 photo:miyaさん 



今年のつくば9耐も午前・午後のツーヒート制で行われました。自分はAチームのスターターを去年につづいてやらせて貰いました。そしてサポートチームのBチームはMakoさん、そしてやまぞうさんの3名がスタート位置に並びました。ちなみに後ろにはCXのお師匠様の1人Kanekoさんの姿も。そして今回のつくば9耐はKanekoさんも僕にとってはとても思い出深いモノとなるのでした。

今年のつくば9耐ですが、7月の猛暑から灼熱地獄が予想されましたが、天気はなんと曇りでした。気温もそこまで高くなりそうもなく、まずはこの時点で今年も昨年同様に気候的に恵まれていました。ちなみに参加人数もとても多かったと思います。ヘタレチームがエントリーした9時間Menロードには109チームが参加した様です。その他の4時間ソロや他のカテゴリー等を合わせてもとても多くの人がスタート位置に並んでいました。









つくば9耐 午前の部スタート直後の様子。 photo:lumoさん 


そしてパレード走行の後ローリングスタートによりつくば9耐がスタートしました!スタート序盤からサポートライダーの選手がとにかくハイペースでセレクションをかけます。例年ですがこのスタート直後のハイペースが第1の鬼門でしょう。自分はMakoさんと一緒にトレインの中盤辺りで高速周回にしがみつきました。やはり昨年よりペースが速かったみたいです。後でラップを見ると1周目が2:40、2周目が2:39と共に昨年より大幅に速いペースでした。徐々にペースは落ち着いてきましたが基本的に休める感じでは無く常にインターバル状態で厳しい展開が続きました。自分はスターターとしてやはり長時間走る事が順位にも大きく貢献出来ると考えていました。どうしてもピットに入ると集団復帰出来れば良いですが、出来ない場合はその時点でトップから1lapダウンしてしまう危険があります。長時間走る事によりライバルチームが選手交代をする間にポジションを上げる事が出来ると、そう思って出来る限り長時間走る事を目標にしていました。





先頭集団の中をMakoさんに牽引されながら安心して周回を重ねる。 photo:miyaさん 


少しペースも落ち着いて来たタイミングで一緒にスタートしたBチームのMakoさんに僕の前に入って貰う事が出来ました。序盤はハイペース過ぎてうまくコミュニケーションもとれませんでしたが、余裕が出てきたタイミングで無線を使って現在位置を確認しつつ、うまくトレイン内で強調できる位置で走る事が出来る様になりました。とにかくMakoさんには助けられました。いつもの練習やライドで彼の後ろで走る事も多く、大きな背中からは安心感を感じることが出来ました。彼の後ろを走る事により多くの力を温存する事が出来ました。トレインの中には危ない走りをする方も見受けられました。大人数でのトレインではとても危険です。そういう意味でも危険を察知してはポジションを上げたり、安全な位置取りをしたりとMakoさんの動きに合わせつつ、先頭集団の中で自分たちのポジションを確保しつつ安全にラップを重ねる事が出来ました。そしてスタートから60分位でしょうか。






先頭集団で単独で周回を重ねる。少しペースも落ち着いて来た頃か。 photo:makoさん 


Makoさんがピットインして先頭集団では自分一人でのラップが始まりました。Makoさんのサポートのお陰で60分走った後でしたがまだまだ脚には余裕がありました。途中強力なサポート選手のペースアップで更なるセレクションが掛かるかとも思いましたが、序盤のハイペースでサポートライダーの方たちにも疲れが出てたのでしょうか?1時間を走りきった後も大きなペースアップは無かったので先頭集団でまだまだ周回を重ねることが出来そうな印象でした。1番気をつけていたのがポジションでした。既にライダーチェンジをしたチームもありフレッシュな方もトレインには入って来たり、危ない走りをする方が新たにトレインに加わったりと、とにかく安全に脚を使わずに周回を重ねたかったので、出来るだけ安定した走りをする方の後ろで走ろうと思い、サポートライダーの方の番手を出来るだけ死守するようにしました。その他には水のマネージメントにも気をつけました。ボトル2本に1本はCCDドリンクを、もう1本は水を入れてスタートしました。序盤の60分でボトル1本の消費で走れる事が出来たので、最悪あと1本で更に60分は走れそうでした。そんな事を考えつつ出来る限り脚を使わない様に先頭集団に残る事を考えて周回をしました。

そしてマークしてた選手がピットに入るのが見えました。一昨年前に優勝したチームの方で、ここ最近お知り合いにもなった群馬のチームのO谷さんです。序盤から先頭集団を牽引したりと相変わらず強い走りを魅せていました。そしてその後から先頭集団でも動きが見えて来ました。ここから先は自分から見た展開で実際は違うかもしれません。マークしてたO谷さんのチームの次のライダーの方がコースインして来た訳ですが、その方を含む数人が先頭集団からアタックして逃げの形になりました。自分もその動きを見て追走する選手がいれば乗っかろうと思っていましたが、昨年の優勝チームでもある強豪の数チームの方たちは容認した様に見えました。追わなかったんですね。なので自分も追わずそのグループに残る事にしました。この時点では自分がいたトレインは先頭集団では無くなったという訳です。

そこからは昨年優勝チームの数チーム(たぶん4チーム)が牽引するトレインでの走行をしましたが、どうもそのチームが全員でピットに入りそうだったので、このタイミングで自分もピットインする事にしました。同じタイミングで入れば僕の次のライダーのくろさんも同じトレインで周回出来るのでは無いかという判断です。その旨を無線でピットに伝えてくろさんに繋げる事が出来ました。自分的にはまだ周回も出来そうでしたが、次回の出走にも備えてこのタイミングで入ってよかったと思いました。その後の展開的に実際はタイミングが良かったのかは正直分かりません。結果的に約90分の30周回をする事が出来たので良かったです。90分走って平均速度も43.9km/hと凄い数字でした。そしてピットイン時の順位は9時間Menロードで4位ととても良い位置に付ける事が出来ました。





ピットイン。次走者のくろさんにバトンを繋げる。表情にはまだ余裕がありそう。 photo:makoさん 







群馬の強豪チームのO谷さんと談笑。ピットも凄い近くでした。 photo:makoさん 


その後はくろさん、miyaさん、jimao選手、隊長と繋げるオーダーです。自分は固定ローラーでゆっくりクールダウンをしました。やはり高強度で走り終わった後はローラーでダウンは大事ですね~。その後はベースでストレッチやセルフマッサージをしつつ、他のチームメンバーとワイワイしたりと、これぞつくば9耐っていう雰囲気を楽しみました。午前のレースも進みくろさんから、miyaさんと繋いで順調に周回を重ねていきました。要所要所でBチームのサポートを大いに受けつつ。Bチームのメンバーのkanaさんは上手くサポートするタイミングで走れず不完全燃焼な感じも見受けられました。やはりサポートする走りというのは想像以上に難しい印象でした。同じくBチームのヒデヲさんも、思う様な走りが出来なかったのか悶々としている様です。確かに直接的にサポート出来なかったかもしれませんが、僕達Aチームのメンバーからしてみれば、その気持ちだけでも十分力を貰ってました。僕たちは恵まれています。この感じは過去のつくば9耐では無かったので、本当に素晴らしい事だとひとり嬉しく思いました。決してこれが全てでは無く、それぞれのチームが順位を目指したり、楽しく走るだけでも意味があるんですが、今回はひとつの入賞という目標を掲げ、サポートチームを作って挑んだので、そのBチームの面々のその意気込みはとにかく嬉しく思いました。

更にそのサポートをより実現する為に、今回導入した無線も大いに役立ちました。ピットから序盤はjimao選手が中心となり、無線を使ってコース上を走ってるいる選手にオーダーを出していました。僕も走り終わった後に、「走ってる時にどういう情報が欲しいか?」という質問をうけいろいろと考えられる事を伝えたりもしました。とにかくこの無線は戦う上でとても重要なガジェットだと認識する事が出来ました。

そしてAチームもmiyaさんからjimao選手と繋いでいきます。良いトレインに乗れなく苦戦する場面も見受けられましたが、それぞれがベストを尽くして走っています。自分も出来る限りのサポートをしようと、ピットで現状を確認したり、時には写真を撮ったりと、つくば9耐を楽しんでいました。そしてjimao選手から隊長へと繋いでいきます。隊長も安定して走りで周回を重ねていきました。午前の部は隊長がこのまま走りきれそうな雰囲気だったので、自分の出番は午前中は無いと判断しました。午後の部のスターターは自分がする事になりそうです。45分の休憩を挟んで午後の部が始まる訳ですが、午前の部が終わる前に昼休憩の45分だと少し短く感じたので、自分は早めに昼ごはんを食べる事にしました。Bチームのスターターのkanaさんも一緒に食べようぜって事でベースにいる他のメンバーも一緒に昼飯をいただきました。それにしても暑くないつくば9耐だったので助かりました。飯も全然食べられました。灼熱地獄だと食欲も湧きませんが、今回は本当に走りやすい気温だったと思います。





落車で壊れた僕のホイール。これがレースです。 photo:makoさん 


午前の部が終わり、45分の休憩の後に午後の部が始まります。午後の部も午前同様に1周のパレードランの後にローリングスタートとなりました。午後は自分がAチームのスターター、kanaさんがBチームのスターターという布陣で挑みます。kanaさんとも過去につくば9耐では共に多くの時間を過ごして来ました。一昨年僕がアンカーをした時もkanaさんもアンカーしてて、ゴール後のパレードランの整列してる時に、少し離れた場所から最高の笑顔で手を振ってくれたのは今でも良く覚えています。そして彼も今年はサポートチームのメンバーとして僕達Aチームを入賞に導いてくれる為に真剣に取り組んでくれたひとりでした。

そして午後の部のスタートです。午前のソロの選手が居なくなってはいますが、集団はとても大きい状態でのローリングスタートとなりました。自分はkanaさんの後ろでスタートをきりました。丁度集団の真ん中辺りでスタートしたのですが、集団がとても不安定な雰囲気に感じました。後から聞くとkanaさんも同様に感じていた様です。ふらふらする選手やヘアピンでカクカク曲がる選手もいたりと、見てて怖い場面もありました。その雰囲気を察してkanaさんがポジションを上げる為にヘアピンの立ち上がり等で前にスーッと出る様になったので、自分も出来る限り付いて前目のポジションへと、自分たちの居場所を確保する走りをしていました。

そして3周目にそれは起こりました。ダンロップを越えて第2ヘアピンの手前。すこし速度も落ち着く辺りでしょうか。僕の前を走っていたkanaさんの数人前で選手同士が接触そして落車です。そこからの記憶はかなり曖昧です。フルブレーキで減速。前のkanaさんも落車してるのが見えました。僕は一気にスピードを落としてなんとか突っ込まずにかわせるか?って思った瞬間に直接的な理由はわかりませんが、前方に投げ出され左半身から地面に叩きつけられました。誰かに突っ込んだ感触は無かったので後ろから突っ込まれたのかもしれません。

少し話は逸れますが、ロードバイクでの落車は今回が初めてでした。初心者の頃にクリートが外れず立ちごけは1回経験してました。シクロクロスでは落車しまくってます。はい。自分もいつか落車するだろう。大きな怪我をするかもしれない。誰かを巻き込んで怪我をさせるかもしれない。落車で命を落とす危険だってあります。変な話ですが自分はいつも自転車に乗る時に、家を出てすぐに毎回、今日は落車するかもしれない。と毎回念じてしまいます。もしそうなった時に、どういう状況かは分からないけど、そのとき自分に出来る事は何かをより具体的にイメージしたいので、いろんな落車をイメージして今ままで数年間自転車に乗って来ました。落車した時に冷製な判断が出来る様に、いろんなパターンをシュミレーションしておけば、もし何かが起きた時に最善の対応が出来るんじゃ無いか?と妄想するのが日課になっていました。そういう意味では冬場にやってたシクロクロスでは落車に対するとっさの対応だったり、受け身のとり方等、凄い良い経験が出来ていたと思います。

そして今回のつくば9耐でその時を迎えるのでした。自転車から投げ出され、左半身から着地。スピードもそこまで出てなかったので、身体のダメージはとても少なかったと思います。すぐに立ち上がる事が出来ました。身体に大きな痛みは感じませんでした。とにかくリスタートする事を先に考えたと思いちかくにあったバイクを起こして乗ろうとしたら、僕のバイクじゃ無かったです。その瞬間に初めて周りを見渡しました。僕の他に10人近く?詳しくは思い出せませんが規模は決して小さくなく複数人の人が落車に巻き込まれていた様です。そしてその中にkanaさんの姿、そして朝一緒にスタートしたkanekoさんの姿もあったのです。まずは自分のバイクを探しました。自分のいた位置よりコースの進行方向に向かって後ろにバイクがありました。とりあえずコース上から外れて横のダート部分に出ました。その時に再度周りを見渡しました。kanaさん、kanekoさんも自分のバイクを持ってダートへ移動しています。そしてその他の選手は立ち上がれない人、出血してる人、うずくまって唸り声を上げている人、多くの人がいました。サポートライダーの方も居たでしょうか?

そしてkanaさん、kanekoさんと顔を合わせて、ここからの時間がとてもとても長く感じられ、今回のつくば9耐でもとても印象的な時間となりました。自分はまず無線で落車した旨をピットに伝えました。そこからは自分のバイクのダメージを確認。右のブラケットが大きく内側に曲がっていたので、叩いてなんとなくの位置に戻しました。そしてチェーンも外れてました。落ち着いてチェーンも治しました。そしてフロントがインナーに落ちていたので、自転車を持ち上げて手でペダルを廻してチェーンをあげようと思ったら、まったくクランクが回りません。その時にやっと自分のリアホイールが振れまくってて、ブレーキにリムがあたって回らない事に気づきました。

これはアカン。その間にも無線からjimao選手の声で現状の確認等の応答を求める声が聞こえていましたが、すぐに応える事が出来ませんでした。そしてkanekoさんもリアホイールが壊れて再スタートは無理な様です。そしてkanaさんが「俺のホイールで走ってくれ!」とリアホイールを差し出してくれたのです。「しまさんはこれ履いてピットまで戻って繋げてくれ!」と。その瞬間にやっと我に戻った気がしました。自分がここでレースを諦めたら駄目なんだ。このAチームのたすきを次走者にとにかく繋げよう。そして自分はリアのコスカボを外して、kanaさんのリアホイールを受け取りました。急いでホイールを取り付けようとしましたが、カナさんのホイールは今流行のワイドリム。僕のブレーキシューがあたってなかなかホイールが装着出来ません。そして面倒な事に自分のブレーキはeeブレーキでクイックリリースは付いてるものの、その状態では走れないっていうレース不向きブレーキ。。。何とかケーブルを伸ばしてブレーキのクリアランスを確保してやっとホイールが装着出来ました。その間もkanaさんkanekoさんが僕をリスタートさせる為に全力で手伝ってくれました。1人じゃ無い。kanaさんkanekoさんが居てくれて本当に良かった。冷静さを保ちつつ作業する事が出来ました。2人には感謝しかありません。あの状況で一緒にいれた事が本当に嬉しかったです。感謝しかありません。

作業をしてる間に先頭集団は何度か通過していました。そして向かいのバックストレートでも激しい音と共に「落車ァ!!!」って声も聞こえて来ます。午後スタートで気も緩んできたのか落車も頻繁に起きていた様です。そして自分は何とか自転車が走れる状態になったので、kanaさん、kanekoさんに別れを告げ、そして他の落車してリスタート出来ない人の分まで頑張る事を告げて、ピットを目指してペダルを回しました。ピットにはリスタートした旨を無線で告げてピットイン。そして次走者のくろさんに繋げる事が出来ました。



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夕方になり西陽がPitを照らします。隊長も集中している。 photo:zerocycle 



Pitに戻ってからは多くのメンバーが心配そうに駆け寄ってくれた。自分も落車後でアドレナリンが出まくってる状態で、その時にどういう話をしたかはあまりハッキリ覚えていないが、はっきり覚えているのが、常に状況を把握してPitから無線で指示をしてくれていたjimao選手に今の順位を聞いた。補足するとつくば9耐ではリアルタイムに順位がスマホ等から確認する事が出来た。このシステムにより2年前の大会から、よりレースとしてのつくば9耐が面白いモノになった。そしてjimao選手の応えは僕にとっては衝撃的なモノだった。午前中を7位で折り返したAチームだったが、「今84位かな?」とjimao選手も伝えたくは無い内容だっただろう。その言葉を聞いてとてもショックが大きかった。LAPにして3LAPその時点で差が出来ていたのだ。

入賞を目指して積み上げて来たつくば9耐だった。僕の落車で入賞は無理だ。と瞬間的に感じてしまった。完全に自分のせいだ。本当に申し訳無い気持ちで一杯だった。Bチームのサポート受け、練習に練習を重ねてこの日を迎えた。今年こそ。今年こそ。それが自分の落車で無理なモノになってしまったのだ。だがそんな悲しみを感じてる瞬間はほんの一瞬だった。

kanaさんだ。kanaさんがまだ帰って来てない。Pitで誰かkanaさんを迎えに行って欲しいと頼んだ。その後kanaさんと無線でやり取りをし、回収車で帰ってくる事が分かった。ヒデヲさんがkanaさんを迎えに行ってくれたと思う。その後計測バンドをkanaさんから受け取り、Bチームも再度レースをスタートする事が出来た。

そしてコースを見れば僕からたすきを受け取ったくろさんは熱い走りを魅せていた。Pitでは僕のバイクを走れる状態に出来ないかとメンバー全員が考えてくれていた。リアホイールは使えないがメンバーが予備のホイールを持って来ていたのでホイールは何とかなりそうだった。しかしPitに戻って今一度自転車を見てみるとディレイラーハンガーが曲がっていた。すると同じサーベロに乗るMakoさんが予備のディレイラーハンガーを持ち込んでいたのだ。だがそれも形が違うタイプで使えない事が分かった。やっぱり走れないのか。いろんな気持ちが複雑に僕の中で交差していた。するとBチームのサトシーが自分のバイクで走ってくれと提案してくれた。さとしさんとは身長も近いしペダルも一緒。真っ白のカッコイイTIMEのバイクだ。実際に跨ってみてサドル高も微調整でいけそうだった。kanaさんも、TIMEすげー似合ってるよ!とか言ってくれて、チームの雰囲気を盛り上げようとしてくれている。

そうこうしてると僕と一緒に落車したkanekoさんが僕らのPitにやってきた。kanekoさんも大きな怪我が無くて本当によかった。これも物凄くよく覚えてるんだけど、kanekoさんがすげー美味そうなかき氷を食べていた。すげー美味そうなかき氷だ。するとkanaさんも速攻で買いに行って旨い旨いと言いながらすげー美味そうなかき氷を食べている。あかん。僕もそのすげー美味そうなかき氷が食べたくなった。落車後で少し冷静になる必要もあるよね。うんうん。という事でその、すげー美味そうなかき氷を買いに行き、コーヒーゼリーがトッピングしてあるかき氷を食べつつ、一旦ベースに戻った。そこでも多くのメンバーから心配されたり、ホイールが壊れちゃったーあははははーとか言いながら会話しつつ、冷静にいろんな事を考えた。その間にもAチームはくろさんが午後の部の気温も徐々に熱くなってきたつくば9耐を戦っていた。

改めて冷静に自分の身体のダメージが無いか確認したが、左ヒジ、左のお尻、左膝ともに軽度の擦過傷程度だった。少し左手首に違和感があったけど、これもとても軽度な物なので身体的には再度コースを走る事は出来そうだった。だがメンタルはどうだろうか?kanaさんや他のメンバーにもどうしようと相談したかもしれない。他人のバイクでこの状態で出走するのはやっぱり止めよう。もし何かあった時に申し訳無いし、やっぱり自分は今年のつくば9耐は走るのは止めよう。そう決めた。その旨をPitに戻って他のメンバーにも伝えた。するとjimao選手が「じゃあ総監督だね。」と無線を差し出して来た。

自分に出来る事はこれしか無い。昨年はjimao選手が故障で走れず、常にPitに立って戦略を考えて指示を出してくれた。今年は僕がその役目をやろう。走れない分、Pitに出来る限り立って無線を使ってチームに貢献しよう。それだけで少し気分が楽になった。僕にもできる事がある。そこからは無線とスマホを使ってAチーム、Bチームのメンバーに指示を出すことに集中した。一時は80位台まで落ちた順位だ。その時はどこまで上がれるかは想像も出来なかった。

まずは無線の使い方に注意した。やはり実際に自分が走っている時にイヤホンから聞こえてくる声が聞き取りにくい事が多々あった。出来るだけゆっくり喋る様に注意した。状況をみつつ走ってるメンバーが欲しいと思う情報を出来るだけゆっくり伝える事にした。トップ集団が何秒後ろに来てるから、そっちに乗った方が楽に周回稼げそう。少し無理をして前の集団まで上げると楽が出来るよ。ヒデヲさん半周待ったら隊長がくるから出来るだけ牽いて。AチームとBチームのメンバーがどの位置を走ってるかを把握しつつ、どういう動きをすれば楽出来るのか。Bチームがどういう動きをすればAチームが楽できるかを模索しつつ、可能な限りの指示を無線を使って出す事にした。Aチームもくろさん、miyaさん、jimao選手、隊長と全員が目の前で熱い走りを魅せてくれた。更にはBチームのメンバーも積極的にサポートに徹してくれた。僕に自転車を差し出そうとしてくれたサトシーは特に熱くて、こうやったらサポート出来るんじゃない?とか、僕がサポートするから伝えてとか。いろいろと具体的なサポートのプランも提案してくれた。とてもありがたかった。

そしてPitでの指示出しもスマホで順位を確認しつつやってると、とても楽しくなったきた。これはある意味ゲーム感覚な所があった。自転車シュミレーションゲームをしている様な感覚といえば良いのか、Aチームの順位を効率的に上げる為に指示を出していくのがとにかく楽しくなってきた。そうこうしてると順位もどんどん上がって来た。午後のスタートから2時間が経過した頃には20位前後まで順位も上がってきた。これは最高のモチベーションになる。走ってるメンバーには出来るかぎり順位も伝える様にした。

そんな中印象的だったのがkanaさんも走れなくなってしまったので、その状況にやきもきしていた。kanaさんの目から熱いモノが溢れていた。走れなくなってしまった事。こればっかりはもうどうしようも無かった。僕もkanaさんも出来る事をやるしか無かった。だから一緒にPitに出来る限り立つ様にした。選手交代時のタグ付けや、やれることは沢山あった。お互い気持ちは一緒だった。チームの為。本当にkanaさんとは今回のつくば9耐は一緒にいろんな経験をしたと思う。落車した時、あの時の事は生涯忘れる事は無いと思う。そういう体験を一緒に出来た事は良かったのか、悪かったのか分からないけど、僕はkanaさんと一緒でやっぱり良かった。頼れる存在だ。kanaさんありがとう。


DSC02723-282miyaさんも強豪チームを従えトレインで力強い走りを魅せている。 photo:zerocycle 



レースもどんどん進んでいく。Bチームのサポートも午前より明らかに機能していた。ヘタレチームとして全員がまとまっている感覚が素晴らしかった。これがチームだ。これがつくば9耐だ。決してひとりで戦ってはいない。仲間と戦える喜びがそこにはあったと自分は感じた。おそらく気持ちはみんな一緒だったと思う。そんな中でも午後から熱いサポートをしていたサトシーも凄かった!自分たちのBチームの順位は関係ない。コースに入っても徹底的にサポートをしていた。くろさんを牽引して周回する姿は記憶によく残っている。そして自らが力尽きると集団から脱落してピットに入って来る。完全に自分の力を出し尽くしサポートした達成感から、走り終わった姿には達成感も感じた事だろう。とても良い表情をしているので見ている方もも嬉しい気持ちになった。

徐々に時間が過ぎていく、Aチームのメンバーも全力を出し順位はみるみる上がって行った。そして残り時間も45分位だろうか。そろそろクライマックスだ。太陽も西の空に沈み初めてくる時間帯だ。この頃には順位は13位まで上がって来ていた。凄いマジで。こんなにも順位が回復するとは想像もしていなかった。そしてjimao選手から隊長へと選手交代。隊長がどこまで走れるか。このままゴールまで走るか、くろさんに繋ぐか。最後の判断が迫られる大事な場面だった。隊長がコースインしてからの順位がとても重要だった。とても良いトレインに乗れていて順調に周回を繰り返していた。13位でコースインしたが10分後には11位まで順位をあげていた。リアルタイムに状況を確認した。10位のチームとは2lapの差があったので順位を上げる事は難しそうだった。しかし11位のチームとは同一ラップの様だ。隊長が乗っているトレインよりも後ろのトレインに12位のチームがいる事が分かった。このまま隊長にはゴールまで走って貰うしか無かった。僕達にとって午後の部11位が最大級のリザルトだ。このリザルトを持ち帰る事がラストのミッションだ。

ここでピットに入れば順位を落としてしまう可能性が非常に高かった。無線で「ピットから隊長へ。残り15分ゴールまで行けますか?」と聞いた。無線から何か聞こえて来たが返事が聞き取れなかった。隊長もトレインで必至にペダリングを続けている。もう1度無線で同じ質問をした。するとMakoさんから「隊長いけます。このまま走り続けます。」と返事が来た。BチームのMakoさんがトレインに合流して、トレイン内で隊長を牽引して最大限のサポートをしていた。辛い局面で隊長の代わりにMakoさんが返事をしてくれたのだ。この瞬間に隊長も限界に近いが頑張っていると物凄く伝わって来た。そこで次の出番があるかもしれないと、くろさんに伝えて準備をして貰っていたが、隊長が最後まで走る旨をくろさんにも伝えた。

ここからはラストまで隊長がホームストレートを通過する度にチーム全員で応援した。普段から一緒に練習をしている隊長の姿がとても感動的だった。その前にはMakoさんがトレイン内で牽引して少しでも隊長の負担が少なくなる様に走っていた。ラスト1周。明らかに隊長のペダリングには異変が見られた。完全に脚が攣っている状態だろう。それでも最後まで最後までペダリングを続けた。そしてファイナルラップ。両脚を攣りながらも、午後の部11位のリザルトを守って走りきってくれたのだ。本当に感動した。隊長はゴール後のパレードランも走る事が出来ない程に脚にダメージが残っていた。隊長だけ先にpitに戻って来た。本当に熱い走りをありがとう!本当に隊長の姿はカッコ良かった。そして今年もCチームのアンカーを務めたやまぞう先輩も無事にゴールし、ヘタレチーム全3チームともに今年のつくば9耐を無事にゴールする事が出来た。



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全力で走りきりゴールした隊長。カッコ良かった。 photo:zerocycle
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最後までBチームとして最高のサポートをしてくれたMakoさん。
ゴールした姿は誰よりも頼れる大きな姿だった。ありがとう。
photo:zerocycle
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Cチームのやまぞう先輩も無事にゴール。
何度もいう様だが、彼は3年連続でスターターとアンカーだ。
photo:zerocycle


これが自分の見た2015年のつくば9耐でした。午後の部のスタートで落車をしてしまい、自分とkanaさんが走れなくなった状態でも、最後まで諦めずチーム一丸となって9時間の耐久レースを走りきった。結果としては最大の目標としていたAチームの入賞は達成出来なかった。午前の部7位。午後の部11位。総合で9位フィニッシュとなったが、僕的には今までで1番の素晴らしい結果では無いかと思う。ホイールが壊れてしまった事とかちっぽけ過ぎて、レースが終わって数週間経った今でもショックは大きく無い。それよりも自分が落車してしまった事によってレースが終わらなかった事、レースを終わらせない様に頑張ってくれた事、Aチームが最後まで戦える様に頑張ってくれた事、そして最後まで走りきりチームとして最高の結果を出せた事が何より嬉しかった。とにかく最高のチーム。そしてつくば9耐は最高のレースだと思うのでした。また来年。また来年と。癖になるのです。そう、ラーメン二郎はね( ^ν^)



DSC02829-377最後まで戦い抜いたERATEHチームの面々。素晴らしいチームだ。 photo:zerocycle 

そして最後になりましたが、今回は某ワイアードパロディで3部作と手間かけてブログを書いてみました。ラストVol3は時間が掛かり過ぎてしまい、待ってくれてた方には申し訳無い気持ちでいっぱいです。日本語ヒドイし、パロディ感も薄れてるし、とにかく読みにくいブログだったかもしれませんが、最後まで読んでいただきありがとうございました。そしてVol3を待ってくれてた方には感謝しかありません。



ヘタレチームメンバーのつくばブログも是非御覧ください。
→隊長
→kanaさん
→Makoさん
→ヒデヲさん

Vol.1はこちら
Vol.2はこちら

text:zerocycle
photo:makoさん,miyaさん、隊長,kanaさん,zerocycle






それでは最後までありがとうございました。余裕があれば某ワイアードパロディも楽しかったのでVol4あるかもー(笑)そしてまた来年もつくば9耐でお会いしましょう!長々とお付き合いいただきありがとうございました!


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